2013年3月28日木曜日

中国出張と寧波美術館


佐藤です。
ちょっと仕事絡みで中国に行ってきました。
3日間で、初日と3日目は、上海でばっちり打ち合わせが入っていましたが、2日目が空いていたので、上海から3時間くらいで行ける、寧波(ニンボー)という街に一人で行ってきました。

ここは、王澍[ワン・シュウ]という建築家の寧波博物館と寧波美術館があります。
昨年のプリツカー賞受賞者です。わたくし、恥ずかしながら、受賞のニュースを聞くまで、その存在を全然知りませんでした。
ネットで調べても、あまりたくさんの情報はありません。これはなぁ、やっぱり見に行かないといけないだろうと思い、そういやあ年初に、今年の目標海外旅行、それも一人旅みたいなこと書いたし、1日だけの短い一人旅だけど、行ってみるべぇ、てな感じで、行ってまいりました。


写真は、寧波博物館。
よく紹介されているのは、外観なのですが、これは、屋上の景観。
館内を巡っていくと、最後に屋上に出て、そこからこの大きな階段を経て外に出ていく様になっていました。
なかなか、面白かったです、てか、凄かったです。
一つ一つのかたちは、ん?みたことあるじゃん?ってな感じなんだけど、素材感や配列などは、独特のものかも。
世界には、まだまだ知らない建築がいっぱいあるのだなぁ、とちょっと感慨深く思いました。

佐藤

2013年3月22日金曜日

講演会を聞いてまいりました


こんにちは亀田です。

本日は水戸の藝文センターで西沢立衛さんの講演を事務所のスタッフと行ってまいりました。

内容としましては個人とSANAAの近作についての講演でした。

建築の考え方、各プロジェクトの作品のテーマ等を聞くことができて大変勉強になりました。

・・・

・・・・・

・・・・・・・(汗;)

きっと、このままじゃ

「お前は貴重な時間を使って何を聞いてきたんだ!!!!ドッカーン!!!」と

しこたま言われそう、いやきっと言われます、そう絶対言われるんです。

ということで、もう少し書こうと思います(汗)

まず最近ですが、日立市の新庁舎設計の最優秀案に選ばれてその話が聞けるかとワクワクして

おりますと


・・・・な、なんと!?本日は資料を持ってこないでしまったですと!!!!


ということで、詳しい話はなかったのですが設計のキモとしては「みんなの広場」を設けることで

環境や社会、はたまた人の活動への開けた空間の提案が良かったとのことでした。

また、その「開かれた建築」とは西沢さんを含めSANAAとして求めているものとのことでした。

この他にも内藤礼さんの「母型」という作品が建築と一体となっている豊島美術館や都会のど真

ん中に建つ植栽満点なガーデンハウスなど個人作品や

ランドスケープとしても考えられたスイス連邦工科大学ローザンヌ校やルーブル・ランス等のSAN

AAの作品の話を聞くことができました。

私が学生のころから、西沢さんやSANAAに持っていたイメージはどこか抽象的で透過性のある

建築という印象でした。

そして、今回の講演会でもそのことは感じられました。

ただ、豊島美術館みたいな抽象的な建築を計画するときはなんとフリーハンドだそうで、しかも構

造計算はプログラムを組んで

3次元的にやるとか・・・んんん~頭から湯気でそうです.....orz(佐々木さん神です)

これ以上書きまくってしまいますと、ブログではなくレポートになってしまうので本日はこの辺で失

礼いたします。

ではでは

2013年3月18日月曜日

映画『桜田門外ノ変』オープンロケセット3月末閉館 [茨城県水戸市]

こんにちは、事務の佐々木です。
映画『桜田門外ノ変』オープンロケセット・記念館が、いよいよ3月31日に閉館するそうです。

なんとなくタイミングを外していて、未見のままでしたので、この週末に行ってきました。
ちょうと偕楽園は梅が満開で、梅林越しにビルと江戸の景色が広がって、美しくもシュールな感じでした。




中に入ると、さすが日本最大級の規模を誇るだけあって、まずは広さに圧巻でした。



建築物は、すべて木造、石垣やなまこ壁等の装飾は、ベニヤ板とモルタル・・・とのことですが


近づいて眺めても全然違和感なし。
重厚なのに、触ると軽い感触なのが不思議でした。

記念展示館では、映画『桜田門外ノ変』関連のものだけでなく、映画『天心』や水戸黄門の展示も充実。
「歴代の黄門様で、どの方が一番印象的?」などと盛り上がるのも一興かもしれません。


そんなオープンロケセット・記念展示館も、残すところあと13日。
ラストチャンスですので、未見の方はぜひどうぞ☆


佐々木