2018年9月13日木曜日

【家を建てる】設備 暖房器具

こんにちは、鈴木(崇)です。

9月に入り、最近はだいぶ過ごしやすくなってきた今日この頃ですが、今回はこれからの季節に必要となってくる設備、暖房についてのお話です。
暖房方式は大きく「対流式」と「輻射式」に分けられます。
「対流式」はその名の通り暖めた空気を室内に流す(循環する)方法で、エアコンなどが該当します。
「輻射式」は床や器具自体を温めそこから廻りへ放射・伝達される熱によって暖める方法です。今回はその輻射式の暖房器具についてご紹介です。

・PSヒータ
出典:ピーエス暖房機

ピーエス社が販売している輻射式暖房です。画像の黒いルーバー状のものが暖房器具になっており、金属パネルの中に温水を流し、そこから放熱して部屋を暖めます。暖房器具自体がインテリアに溶け込むデザインになっています。



・ユニデール

出典:株式会社ディンプレックス・ジャパン

一件普通の機器に見えますが、実は中にレンガが入っており深夜電力を使ってレンガに熱を蓄えます。そして昼間にレンガから輻射熱を放出し部屋を暖めます。放熱にはファン付タイプとファンレスタイプがあります。



輻射式暖房はエアコンなどに比べると初期コストが高く経済面で見劣りしますが、気流を使わずに部屋を暖めるため快適な環境が得られたり深夜電力を利用できるなどの利点があります。是非検討されてみてはいかがでしょうか。

2018年9月5日水曜日

デザイン

こんにちは、東京事務所の長野です。
最近東京事務所では週に3回ほど各々が気になった建築物を紹介するデザインレビューというものを行っております。
単純に建築物の見た目がかっこいいという話だけでなく、そのようにつくるにはどのようにしたら良いかなどを事務所内のみんなで考えております。

長野は恥ずかしながら、まだまだ先輩たちの会話についていくのは難しく、大したレビューができない現状ですが、
最近の私のテーマであった「安藤忠雄のコンクリート打放建築」について少しお話させていただきます。

「安藤忠雄」といえば、建築を全く知らない人でも名前は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
今回は人物の紹介は省略させていただきますが、代表的な作風として「コンクリート打放」があります。
コンクリートでなんとなくかっこいい雰囲気の建物を作っている。そんな軽い気持ちで見ていた私ですが、実はとても細部にまでこだわっているからこそかっこよく見えるのです。

かっこよく見えるこだわりポイントは、
・コンクリートのパネル割
・コンクリートの均質感
・ほかの素材とのバランス
があげられると思います。








このポイントについて解説するのは簡単ですが、あえて解説は致しません。笑
3つのポイントをヒントに建物を見てみてください。
そうすると次第に、「長野はこのことを言っていたのか!」となっていただけると思います!
(ならなかったら東京事務所長野宛てにお電話いただければ、解説させていただきます。笑)

最終的に今回のブログで何を伝えたかったかと言いますと、
自分の中にある「なんとなく○○」という感覚的なものを明確化することで、
家づくりや他の建物を設計する際に、理想のものをつくのにとても役立つということです。そうは言っても、「そんなこと簡単にできないよ!」と思われるかもしれません。
そこで私たちが一緒に、皆様の感覚を明確化し理想の建物をつくるお助けをできればと思います。

2018年8月29日水曜日

【家を建てる】間取り検討アプリ

こんにちは、石橋です。
最近、弊社で使用しているCAD(パソコンで図面を書くソフトのことです)が最新版にアップグレードされました。
いろいろと便利な機能が増えていて、うまく使いこなせばとても作図効率があがるなぁ、と感じています。
作図効率が上がり時間が短縮できる分、プランの内容や意匠デザインのほうに時間をかけ、より良い設計を行っていきたいと思います。

さて、住宅の設計でも私たちはCADで図面を書いたり、CGパースを作成したりしています。新居をご検討中の方の中にも、間取り作成ができるパソコンのソフトで間取りをお考えになっている方がいらっしゃるかと思いますが、今はスマホのアプリでも間取り検討ができるようなんです。ちょっとご紹介してみようと思います。

いくつかアプリを見てみると、基本的にどれも壁の線をドラッグして部屋の広さを調整し、アプリに入っている家具をレイアウトしていくという使い方みたいです。
アプリによって機能に少し違いがあるようなので、気になった2つのアプリの特徴を書いてみます。


①間取り Touch+   (iphone)





「間取りTouch+」の最大の特徴は、レイアウトできる家具類が700種類以上あることです。テーブルや椅子などの家具のほかにも、ドア、トイレ、エアコンなどの設備機器も利用可能で、好みの部屋を作りやすいと思います。3D表示機能はないみたいなので、そこは少し残念だと思いますが、無料ですべての機能を利用できるのはありがたいです。



②Home Design 3D    (iphone , Android) 








先程のアプリは3D表示機能はありませんでしたが、こちらはばっちり3D対応です。また、場所や時間帯を指定することで、窓からの実際の日射を3D表示に反映してくれるみたいです。インテリアだけではなくエクステリアも作成できる点もよいと思いますが、無料版だとデータ保存ができないので、ちょっと試して気に入れば有料版を購入してもいいのではないでしょうか。

私自身、間取りや家具のレイアウト、内装イメージを考えるのが大好きなので、みなさんも是非アプリでその楽しさを味わってみてください。
間取り検討に行き詰まったら、ぜひ弊社に無料相談にお越しください。
お待ちしております。

2018年8月7日火曜日

【家を建てる】外構(エクステリア)編

みなさんこんにちは。水戸事務所の鈴木(友)です。
酷暑の毎日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は住宅の外構(エクステリア)についてお話します。
エクステリアとは、門扉、塀、外柵、車庫など屋外構造物のほか、庭とそこに設置されるウッドデッキ、トレリス、バーゴラ、植栽、その他の設備なども含め敷地内の外部空間全体をさします。ちなみにインテリアは、家具や照明など建物内部の室内空間全般を意味し、エクステリアはインテリアの対義語にあたります。

エクステリアのデザインは3つあり、
①「クローズデザイン」は、外部から見えにくく、防犯やプライバシー面での安心感があり、門構えやフェンスを装飾性の高いものにするだけで、高級感と重厚なイメージにすることができます。一方、家を外壁で覆ってしまうため、狭い敷地では圧迫感を抱くこともあります。侵入者がいても、ほかから死角となって発見が遅れるのがデメリットです。クローズドスタイルにするときは、防犯センサーなども同時に取り付けるようにすると安心でしょう。


②「オープンデザイン」は、門を設けず、開放感を演出できます。敷地を広く感じることができ、通気や日あたりも良好になります。外構工事費用も少なくて済み、ほかからも侵入者の存在に気づきやすいのですが、防犯面やプライバシーの確保に配慮が必要です。


 ③「セミクローズデザイン」は、オープンデザインとクローズデザインの両方の長所を取り入れたタイプです。たとえば、隣の家や浴室周辺はクローズデザインに、カーポートやテラス付近はオープンデザインですっきりと仕上げるイメージです。このタイプならデザインのバリエーションも豊富なので、ライフスタイルや防犯、プライバシーなどさまざまな要素を考慮して決められます。


エクステリアの配置を考える上で大切なのは、玄関や窓からの動線、周囲の環境、風通し・風の流れ、室内からの見え方、防犯性です。家との統一感を出し、周囲との調和も考えながら、バランスよく配置することで、家の第一印象が決まってきます。

住宅を建てる際、内部を重点的に考えがちですが、家の印象をこだわりたいと思った時は、家の外に目を向けてみると良いかもしれません。

ちなみに私は今年、エクステリアプランナーという資格試験を受験します。外壁や庭園などの建物廻りの設計・工事管理に関する試験で、作図問題があります。今年の一級エクステリアプランナーの作図テーマは、「草花を鑑賞する高齢者夫婦に配慮したエクステリア計画」です。少しずつですが知識を深め、合格できるよう頑張りたいと思います。

出展:四国化成

2018年8月1日水曜日

【家を建てる】木造9回目 床

こんにちは、小堤です。
今回は木造の9回目です。今回も在来軸組み工法の構造を掘り下げさせていきたいと思います。前回は建物の壁についてご説明いたしました。今回は建物の床の構造をご説明いたします。


根太工法(従来工法)

私たちが生活をするための床を作る骨組みのご説明です。床を構成する方法は、従来的な根太方法と最近主流な根太レス工法の2種類があります。

根太工法とは、根太という角材を使用する方法です。床梁の上に303㎜ピッチ程度で根太を並べ、その上に12㎜程度の合板を貼り、さらにその上から床材(フローリングなど)を貼る構造です。また、横方向の力に強くするために、床梁には火打ちという補強材を突っ張り棒のように取り付けます。梁と梁が直角に交わる部分に、斜めの補強材を入れる事により三角形を構成し、地震などの水平力に対応します。



根太レス工法(剛床工法)

これに対して根太レス工法では根太を使いません。その代わり、床梁などの横架材(910㎜ピッチ)に28㎜程度の厚さの合板を直接打ち付け、その上に床材を貼るという構造です。
厚みが増えたことによって水平方向への力に強くなるため、火打ちも使いません。






各工法の比較

根太レス工法のメリットは、合板を厚くすることで、根太や火打ちなど使用する材料を少なくし、コストの縮減や工期が短縮される事です。また、水平方向の耐力も根太レス工法の方が大きく確保出来るため、地震に強い家になります。
デメリットとして懸念されるのが、床を支える横架材のピッチが910と広くなるため、床のたわみや床鳴りの発生です。また、床下が太鼓のような構造となるため、2階の足音が1階に響きやすい事も挙げられます。重い家具を置く位置にはあらかじめ補強材を入れておいたり、床材の下に遮音マットを敷いたりなど、しっかり見据えた設計が必要になります。

色々な方法を検討すると各々のメリット・デメリットが見えてきますが、最適な手段を選択するのが設計者の腕の見せ所です。今後とも木造についてご紹介をしていきたいと思います。


2018年7月20日金曜日

【家を建てる】設備編 エアコン

こんにちは清水です。
今回は夏には欠かせない、エアコンについてのお話です。
暑さが厳しくなり、エアコンを使う頻度が多くなった方が増えてきたと思います。
中には、ほぼ1日エアコンを回している方も少なくないのでは?
それぐらい、この時期に重宝するエアコン。
皆さんはちゃんと御手入れをしていますでしょうか?
最近のエアコンは自動清掃機能がついている為、掃除は不要と思われがちですが、=「清掃が不要」という訳ではありません。また、フィルター自体も自動清掃だけでは取りきれない汚れもあります。あくまで、自動清掃は補助的な機能ということです。
エアコンの清掃を怠りがちな人も多いと思いますが、清掃をすることは故障の予防や匂いの予防等に繋がります。エアコンで快適な夏を過ごすためにも定期的な御手入れをオススメします。

フィルターに詰まる埃や塵

清掃方法例

2018年7月9日月曜日

【家を建てる】ペットと暮らす 壁材編

こんにちは。本格的に暑くなってきましたね。
私がソファにいると隣に寄り添ってくる我が家のわんこに「まったく、暑苦しいなぁ」などと言いながら心の中ではにやにやしている水戸事務所の前田です。
わんことの生活を始めてまだ1年のビギナーズですが、前回に続きペットとの暮らしに取り入れたい内装材をご紹介します。
今回は壁材についてです。

1.機能性壁紙
出典:サンゲツ

壁の仕上げとして最も身近なのが壁紙ではないでしょうか。
色や柄で選ぶのはもちろんですが、汚れが落としやすい、傷がつきにくい、抗菌性が優れている、消臭効果があるなど、機能面にも目を向けて選んでみてはいかがでしょうか。
上の写真はサンゲツのスーパー耐久性という商品ですが、表面に特殊な加工をしているとのことで一般的な壁紙との違いは一目瞭然です。また、万が一傷がついてしまったり、破れてしまった際の貼り替えも視野に入れて、上の写真のように腰壁風に壁紙を張り分けるのも一つの方法です。

2.腰壁
腰壁とは、床から腰くらいの高さまでに張る仕上げの壁のことです。腰から下の部分は汚れや傷がつきやすい部分なのでその部分を保護するために腰壁を設けます。もしくは単純にお部屋のアクセントとして用いることもあります。よほど大きいワンちゃんでない限りは腰より下の高さで生活していると思いますので、腰壁が有効だと思います。DAIKENのハピアウォールハードタイプは特殊なシート加工がされているため、傷がつきにくくなっています。壁パネルのタイプもあるので壁全体に施工することもできます。


出典:DAIKEN

大切なペットとの生活をより楽しくするために、壁材にもこだわってみてはいかがでしょうか。