2015年12月14日月曜日

【家を建てる】 屋根の選び方2回目 「かたち」編

こんにちは。中村です。
前回に引き続き屋根についてご紹介させていただきます。
前回はこちら

今回は屋根の『かたち』についてです。

屋根の『かたち』は、家の外観を決める最も重要な要素のひとつです。
選択次第ではまったく違った建物になってしまいます。

ここでは、住宅によく見られる6種類の『かたち』を紹介します。

1.切妻(きりづま)
最も簡単な屋根形状の1つです。内部空間の利用効率が高く、雨仕舞いにも優れています。


2.寄棟(よせむね)
切妻の棟を短くして寄せたような形状が名前の由来です。多方向からの斜線制限をかわしやすい形状であり、都市部に多くみられます。


3.入母屋(いりもや)
上部が切妻で、妻側の下部が寄棟の形状になっているものです。納まりは複雑になりますが、和風のデザインに適しています。


4.方形(ほうぎょう)
正方形の平面で、4面の屋根がひとつの頂点に集まるものです。明治時代には、寄棟を含めて方形と呼んだ時期もあるそうです。


5.片流れ(かたながれ)
一方向のみに勾配のある屋根です。施工が最も容易ですが、高くなったほうの壁の量が多くなるので、結果的にコストがかかる場合があります。


6.陸屋根(ろくやね、りくやね)
勾配のない屋根です。外観が整って見え、モダニズム建築に多用されました。木造の場合は防水への念入りな注意が必要です。



他にも屋根の『かたち』はたくさんあります。
理想の家の実現に向けて、屋根の『かたち』に注目してみてはいかがでしょうか。



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