こんにちは宮本です。
今日は、住宅の環境についてのお話です。
住宅の断熱性、機密性の意識が高まってきている昨今ですが、
「パッシブハウス」をご存知でしょうか?
パッシブハウス(Passive House)とは
1991年にドイツの「パッシブハウス研究所」が定めた
住宅の性能基準を満たし、認定された住宅の事です。
その優れた性能によりEU諸国で広く普及し、
アメリカや韓国、そして日本でも普及が広がっています。
パッシブハウスは住宅の性能を向上させる事により、
高性能の熱交換器による空調設備だけで空調、
温度調整が可能になり、アクティブな冷暖房が不要という意味から
「パッシブ(受け身の)」という名称がつきました。
パッシブハウスの良いところは、
家の中の温度差が少ないことだと思います。
暖房の効いた暖かい寝室から、寒い廊下に出たときや、
浴室と廊下など非常に温度差が激しいところ行き来すると
ヒートショック(血管の急激な収縮)を起こし、
場合によっては心配停止を起こしてしまいます。
実は交通事故の死亡者数より多く、
非常に身近なところで起こりうるのです。
家全体を暖め、室温差を極力なくすことができるパッシブハウスは、
ヒートショックを防ぐ為にとても有効です。
現在、パッシブハウスクラスの住宅を計画中です。
後ほど紹介させて頂きます。
出典:PASSIVE HOUSE JAPAN
弊社はパッシブハウスジャパンの賛助会員です。
PASSIVE HOUSE JAPAN
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