みなさんこんにちは。つくば事務所の鈴木です。
今年度も残りわずか。日に日に厳しい寒さも和らぎ、春の陽気を感じるようになりましたね。
さて、今回は私が一度は行ってみたい海外の歴史的建築物をご紹介します。
それはみなさんご存知、アメリカの首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウスです。
毎年150万人が訪れており、昔は大統領宮殿と呼ばれていました。アイルランド出身の建築家、ジェームズ・ホーバンが設計し、延べ床面積5100㎡、地上4階、地下2階、高さ21mのフェデラル様式(左右対称の設計を基本としながら、古代ギリシャ・ローマ建築の優雅さを取り入れる)の建物です。
出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ホワイトハウス
以外に知られていませんが、ホワイトハウスは3つの建物からなります。大統領とその家族が暮らすレジデンス、大統領執務室や幹部達のオフィスがあるウエストウィング、ファーストレディとそのスタッフのオフィスがあるイーストウィング。イーストウィングの地下には、とても頑丈なシェルター機能を備え、3mのコンクリートと鋼鉄に守られたバンカーがあります。核攻撃にも耐えられるこのバンカーですが、実際に9.11テロの際、大統領達はここに避難しました。
敷地内にはテニスコート、バスケットボールコート、パッティンググリーン、ジョギングコースにプールもあります。
ホワイトハウスの歴史ですが、1792年に工事が開始され、建設後230年程が経ちます。しかし、1814年の米英戦争でイギリス軍による焼き討ちにあい、石積みの外壁を残して全てが灰燼になってしまいました。その後、焼け残った外壁を使って焼失前とほぼ変わらない官邸を再建し、1817年に完成しました。このとき、焼けこげた外壁を白く塗装したことから官邸は現在のように「ホワイトハウス」と呼ばれるようになりました。
また、1948年には強度検査で老朽化による構造強度の劣化が判明したため、全面的な解体改修工事が行われました。
ワシントンD.C.にはホワイトハウス以外にも歴史的建築物が沢山あります。海外に行った際には建物めぐりをしながら観光してみたいと思う今日この頃です。
みなさんもぜひ建物めぐりしてみては..
下の写真はホワイトハウス(レジデンス)の模型です。作ってみました。
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