2019年4月16日火曜日

【家を建てる】間取り編 失敗談から学ぶこと

こんにちは、東京事務所の石橋です。
今回の住宅ブログ「間取り編」では、とあるサイトで見かけた「間取りの失敗ランキング」をご紹介しようと思います。


第3位 部屋の広さ

ー失敗談ー
・寝室は寝るだけなんおで狭くてもよいと思っていたが、ベッド、鏡台、タンス等置こうとするとスペースが足りなすぎる
・開放的なリビング希望だったので吹き抜けにしたが、冷暖房効率が悪くランニングコストがかかってしまう

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部屋の広さについては、設計段階でよく考えておく必要があります。
あらかじめ設計担当者に配置を検討している家具や設備、想定している部屋の使い方を伝え、それらを盛り込んだ設計にしてもらうと出来上がった後のギャップが小さくなると思います。


第2位 収納

ー失敗談ー
・壁面収納を多く作ったため収納量は増えたが、家具、家電などを壁に寄せて収納できなくなってしまった
・大きな収納部屋を一部屋作ったが、上の方の空間はあまり使わないデッドスペース化してしまった

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何をしまうか考えず、とにかく収納量を確保しようとすると、使いづらい収納空間になってしまいがちです。どのようなものをしまうスペースなのかを考えながら収納空間を検討することが大切です。


第1位 配線

ー失敗談ー

・リビングのコンセント位置をよく考えずに決めてしまい、実際に住み始めると希望の家具レイアウトでは家電のコードが床を横断してしまう
・玄関から部屋に続く廊下のスイッチが玄関から遠いため、靴を履いた後だと照明を消せず、夜の外出時に困ってしまう

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最近は部屋の内装イメージなどは3Dパースなどで提案されることが増えており、建築に詳しくない方でも直感でイメージしやすくなっています。しかし、コンセント、照明スイッチなどは生活する上での利便性に大きく関わる部分ですが、設計段階での紙上の説明ではなかなか理解しにくいものだと思います。木造住宅であれば、工事着工後建方が完了するくらいまでであれば配線は変更が可能なので、建方が完了して実際の空間がイメージできる段階になってから、現場で「この場所には○○を置くからコンセントがここにあったほうが良い」等という確認をした方が良いと思います。



家づくりを行っていく中では、失敗しやすいポイントがいくつもあります。
私たち設計者は、多くの経験からそういったポイントをしっかり押さえ、住みやすい家をご提案しています。
気になることがある方、是非お気軽にご連絡ください。

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