2015年9月2日水曜日

【家を建てる】 内装1回目 フローリング編

こんにちは、伊井です。
私からは内装についてご紹介させていただきます。

内装は、空間デザイン、心地よさ、家具や装飾品などインテリアの選定に大きく影響を及ぼすものです。
また、部屋の用途によって材質などを選定する必要があります。


まずは床材、一般的な住宅の主流であるフローリングについて。
フローリングは大きく分けて2つの種類があります。


単層フローリング

単層フローリングとは、構成する層が単一の無垢材でできたもので、樹種により特徴が異なります。 一般的には針葉樹は柔らかく、広葉樹は堅いと言われています。


    長所
  • 肌ざわり、踏み心地が柔らかく温かみがある。
  • 経年変化を楽しめる。
  • 調湿作用がある。
  • キズがついても表面を削ることで補修が可能。
    短所
  • 手入れに配慮が必要。
  • 反りや伸縮などの狂いが生じやすい。(床暖房を使用する場合は特に注意が必要です)
  • 水などをこぼすと染みになりやすい。(塗装によりある程度改善可能です)
  • ささくれ、キズがつきやすい。


複層フローリング

合板などの基材に薄い天然木や、化粧シートを張ったもので、材質や塗装により様々な機能(耐久性、耐摩耗性、耐衝撃性や耐汚性等)をもつ商品があります。


    長所
  • 手入れが楽。
  • 反りや伸縮などの狂いが生じにくい。
  • 耐久性、耐摩耗性、耐衝撃性や耐汚性等、用途によって選べる商品が多い。
  • 無垢材と比べると安価。
    短所
  • 踏み心地が硬い。
  • 経年変化を楽しむことはできない。
  • 表面の化粧材が剥がれると補修が難しい。
  • 無垢材と比べると高級感は得にくい。


どちらも木材であるため、水廻りや湿気の多い部屋で使用すると、染み、腐食、カビ、膨れなどがおこるため、お勧めできません。
ほかにもたくさんの仕上げ材がありますので、また別の機会にご説明したいと思います。


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