2017年3月10日金曜日

【家を建てる】住宅設備 建具編

こんにちは、黒澤です。
ひさしぶりに建築士さんが担当のブログを更新します😊


こんにちは。石橋です。
今回の5回目の住宅ブログは、「建具」についてお話します。

1回目住宅設備編
2回目省エネ編
3回目創エネ編
4回目キッチン編

私たちが住宅のご提案をするときには、玄関ドアや室内の建具についても検討を行います。例えば玄関ドア。玄関ドアを作っているメーカーはいろいろあり、LIXIL、YKKAP、三協立山などのメーカーが有名です。
LIXIL GRANDEL
YKKAP イノベスト
三協立山 ファノーバ

上記メーカーの玄関ドアはアルミ製なのですが、表面に木目調のシートを貼ることで、写真のような本物の木製ドアの雰囲気を出しています。もちろん、アルミの表情を出したデザインのドアもあります。
LIXIL AVANTOS

また、木製の玄関ドアを作っているメーカーもあります。
阿部興業 GRACE
アイエムドア SPシリーズ
アルミ製玄関ドアと木製玄関ドアはそれぞれにメリット、デメリットがあります。
アルミ製ドアは耐久性に優れています。
庇などがついている場合も多いとはいえ外気に接している玄関ドアは
雨風にさらされており高い耐久性を求められます。
木製ドアも水に強い木材を使用したり、表面の塗装を工夫したりと
耐久性を高める方法はいろいろとありますが、
やはりアルミ製ドアが耐久性では勝ります。
木製ドアは、断熱性が非常に高いです。
熱の伝えやすさを示す数値に熱伝導率というものがあるのですが、
木の熱伝導率はアルミの1800分の1と極めて低い数値となっています。
アルミ製ドアも内部に断熱材を充填して
断熱性能を高めるなどの対策がされていますが、
断熱性能で見た場合まだ木製ドアにアドバンテージがあるようです。
また、木製ドアはメーカー製でなく、建具屋さんにお願いして
好みのデザインで製作してもらうことが可能です。
外観デザインを検討していて、
どうしてもメーカー製の決まったデザインのドアでは
しっくりくるものがないという場合、
デザインを伝え建具屋さんにイメージ通りのドアを作ってもらうことがあります。
こういうふうに融通が利くのも木製ドアのメリットだと思います。
(下の写真は弊社でよく建具製作をお願いしている建具屋さんのものです。)
加藤木工
…と、書いていたら思ったより長くなってしまいました。本当は室内の建具についてもいろいろとお話ししようと思っていたのですが、それはまたの機会に…

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